コーティングをしていても汚れは付きます。車が汚れる原因をご紹介します。
雨(酸性雨)
雨に含まれている酸性分が蒸発すると、ボディ塗装面にリング状の雨ジミが発生します。さらにそのまま放置してしまうと、塗装面が酸性分により浸食され、クレーター状のくぼみが発生する場合があります。
※淡色車(白・シルバー等)より濃色車(黒・紺・赤等)のほうが浸食されやすいので、定期的な洗車・メンテナンスが必要になります。
水道水・井戸水
水道水や井戸水に含まれるカルシウムやカルキもシミの原因となることがあります。洗車後、水滴を拭き取らずに放置するとこれらの成分が凝縮され、シミの原因となります。
※ボディカラーに関係なく付着してしまい、晴天時だけでなく曇天時であっても水滴の拭き取りが不十分だとシミが付着してしまいます。
花粉の付着
花粉がこびりつくと、洗車をしてもベターっと残って簡単には落ちません。花粉の種類によってその成分が違うようですが、一般的に、ベトベトしているもので洗車だけでなかなか取れない原因となっています。
鉄粉・融雪剤の付着
鉄粉は自動車のブレーキダスト、線路や鉄工所等から発生します。また駐車する場所が道路沿いや高架付近の場合にも多く付着することがあります。融雪剤は降雪時に道路に撒かれ、走行時に付着してしまいます。鉄粉や融雪剤は付着したまま長時間放置してしまうと取れにくくなってしまい、ボディの劣化や錆の原因となってしまいます。
鳥糞や虫の死骸の付着
鳥の糞や虫の死骸を放置すると、それらに含まれる酸性分やアルカリ成分、タンパク質等が塗装面に影響を及ぼし、シミ、シワ、カサカサ肌状等になる場合があります。
樹液のこびり付き
「松ヤニ」等油性分を含んだ樹液は、塗装を膨潤させたり溶かしたりする悪影響を与えることがあります。